​社会人で修士・博士を目指す方へ
 MOT研究科には企業で働きながらに大学院に通う社会人学生の方が在籍しています. このページでは、湊研究室に過去在籍した社会人学生の体験談を紹介しながら、湊研究室のサポート体制について説明します.  
湊研究室修了生 インタビュー

​博士前期課程

研究テーマ:技術要素分解法の定量化と協業領域探索への適用

在籍時企業:株式会社中北製作所

​ 平田研二さん   (湊ゼミ2019年度卒業生)
Interview
湊研究室を志望された理由は何ですか?またどのようなテーマの研究を行いましたか?
実践で使える研究をしてほしいと言っていただけたことが決め手
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入学後の研究室訪問の際に,湊先生が一番真剣に寄り添って話を聞いていただいたことが志望理由です.私たち社会人が抱えている個別の課題に対して,論文を書くだけが目的ではなく,実践で使える研究をしてほしいと言っていただけたことが決め手でした.
研究テーマは,新規事業を立案する際に,協業先を探索する手法の研究として技術要素分解法の定量化に取り組みました.
湊研究室での研究活動の中で、どのようなサポートを湊先生から受けられましたか?
社会人であることを考慮した柔軟な指導
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研究相談は社会人であることを考慮していただいて終業後の夜,または休日にお願いしても柔軟に対応していただけました.私自身,自然科学出身なので,社会科学の研究の進め方に悩むところは多々ありましたが,湊先生が様々な学術的なアプローチで指導していただいたので,普段の業務では習得できない研究開発者としてのスキルも向上しました.
湊研究室でのゼミ活動を通して感じた湊研究室の魅力や、得られた学びを教えてください。
人と繋がる文化が強く根付いている
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湊研究室の魅力は,ゼミを通じて授業では得られない知識習得はもちろんですが,湊先生が人と人とのつながりを大事にしていることもあって,研究室内でもその文化が強く根付いていることも魅力の一つだと思います.実際に湊研究室内の社会人同士で学業を超えて職場の見学をしたり,仕事に関する意見交換を行ったり,学生さんからも就職先の相談を社会人が受けたりと.これも湊先生が創り出す研究室の雰囲気が作用しているからだと思います.
社会人で修士・博士学位を目指す方へ、一言アドバイスをお願いします。
仕事と学業との両立は大変だが、有意義
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社会人がMOTの学位を取得することは,目的は様々だと思いますが,私の場合は普段の業務において課題があり,MOTの門戸をたたきました.卒業して思うことは,MOTという学術領域は各企業に対して絶対的な解ではないが,そこから気付くことがたくさんあるということです.社会人は,日々の業務に追われて,広い視野で物事を考える機会が少なくなりがちですが,MOTではそのような広い視野で様々な気付きを与えてくれる学問だと思います.仕事と学業との両立は大変なところもありますが,私は本当に楽しく有意義な二年間を過ごせたと実感しています.
​ 葛西悠葵さん   (湊ゼミ2017年度卒業生)

​博士前期課程

研究テーマ:社内カンパニー制企業のイノベーションメカニズムに関する研究―パナソニック社のCross Value Innovationを事例として―

在籍時企業:パナソニック株式会社

Interview
湊研究室を志望された理由は何ですか?またどのようなテーマの研究を行いましたか?
広範囲の領域に柔軟かつ積極的にチャレンジできる
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既存の研究分野の枠にとらわれずに広範囲の領域に柔軟かつ積極的にチャレンジされている研究室であり、所属学生も多く多岐に渡る先進的な研究がなされていたためです。
研究テーマは、社内カンパニー間のコラボレーションにおける障壁とその解決方法に関する研究です。弊社は22年度よりこれまでのカンパニー制からホールディングス制に移行することになりました。まさにカンパニー制の限界を迎え、次の改革を現場にて体験・観察できることになりました。そういう意味でいいテーマを選ばせて頂けたと思います。
湊研究室での研究活動の中で、どのようなサポートを湊先生から受けられましたか?
定期・非定期でフレキシブルな指導
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定期・非定期にフレキシブルに指導の時間を設けて頂き、研究へのアドバイスはもちろん、他の学生の方の研究への参画や意見交換などを通じて、様々な気づきの機会を与えて頂きました。私自身の研究は進捗が良くなかったのですが、粘り強くご指導と励ましをして頂いたことが印象に残っています。
湊研究室でのゼミ活動を通して感じた湊研究室の魅力や、得られた学びを教えてください。
社内では得られない知識や気づきが得られる
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他業種の方との交流や、留学生との交流を通じ、社内では得られない知識や気づきを得ることができました。様々な出自の方がおられ、それをカリスマがありながらも寛容的かつメタ的にまとめることができる湊先生がおられるのが湊研の強みかと思います。
特に記憶に残っているのは、先生がレゴを使ったイノベーション発想の指導資格をシンガポールでとられたときに、その後のゼミで実際にその一端をレゴを使って実践して体験させて頂いたことです。そこまでして頂けることは企業活動ではほとんど例がないので、大学という学びの場の大切さ、新鮮さに感動しました。
社会人で修士・博士学位を目指す方へ、一言アドバイスをお願いします。
MOTはポストコロナの新たな時代において重要
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特にテクノロジーに関する業界に身をおいておられる方にとっては、これからのポストコロナの新たな時代においてビジネスを継続・変革させていくためには、MOTの知識や実践・応用が更に重要になってくると思います。また、私は仕事柄、海外に行くことも多いのですが、海外ではR&Dの方でも専門のDrだけではなく、MBAやMOTを所持している方々がごろごろおられます。彼らと対等に伍していくためにも、ぜひ、MOTの扉を開いて新たな世界へ踏み出されることをおすすめいたします。
藤嶋伸之さん   (湊ゼミ2019年度卒業生)

​博士前期課程

研究テーマ:イノベーションの専有可能性を高めるための技術基盤中小企業の技術戦略評価

在籍時企業:兵神装備株式会社

Interview
湊研究室を志望された理由は何ですか?またどのようなテーマの研究を行いましたか?
マーケティング知識やスキルを身に付けたい
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商品企画を行ううえで自身に欠けていたマーケティング知識やスキルを身に付けたいと思ったことが志望理由。ゼミでいただいたコメントや講義資料はいまだに手元のバイブルとなっています。
研究テーマは「イノベーションの専有可能性を高めるための技術基盤中小企業の技術戦略評価」です。
湊研究室での研究活動の中で、どのようなサポートを湊先生から受けられましたか?
​分析手法や授業での熱心なご指導
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定量分析手法を学問としてちゃんと学んだのは初めてだったので、この点において深くご指導いただきました。ゼミだけでなく講義においても熱心にご指導いただきました。学びという意味においては現在も進行中で、一生終わることはないと思います。
湊研究室でのゼミ活動を通して感じた湊研究室の魅力や、得られた学びを教えてください。
​いい意味でとんがった人々が集まる豊かな研究室
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湊研究室に特化したことではありませんが、立命館MOTが独立研究科なので、ストレート学生さんの出身学部が様々であり、更に社会人学生のバックボーンも様々です。なので、ゼミ等を通じて多岐にわたる刺激を受けることができた点を魅力の一つとして挙げたいと思います。そして湊ゼミの魅力の一つは、メンバーの豊かさだと思います。ただでさえ多岐にわたる人材が集まる立命館MOTの中で、おそらく湊先生の魅力に引き寄せられたのであろう「色んな方向にとんがった奴」が沢山いたなぁ、という印象があります。私は社会人学生でしたが、このような「とんがった」ストレート学生の皆さんからの様々な視点での指摘やコメントを通じて色々と学ばせてもらいました。そして最も大きな魅力はやはり湊先生ご自身かと思います。甘いマスクにダマされてはいけません。とっても厳しい先生です。でもこの愛ある厳しさのおかげで私はなんとか修了できたと思っています。
得られた学び(知識)としては、杓子定規に言えばAHP、ロードマップ法、シナリオグラフ法などが挙げられます。しかしながら、わずか2年間の大学院生活で100%を習得できたとは言えません。従って、得られた学びは、「このような手法を使って技術をお金に換える仕組みを考えること知った」です。現職では目下その仕組みを試行錯誤しながら考えているところです。余談ですが、こんな社会人学生のおじさんと一緒に学んでくれた(遊んでくれた)ストレート学生さんが沢山いたことも湊ゼミの大きな魅力でした。
社会人で修士・博士学位を目指す方へ、一言アドバイスをお願いします。
​一生変身し続けるキャリアの糧となるMOT
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アドバイスとなるとおこがましいですが、私が思うことをお話させていただきます。数年前に「LIFE SHIFT」という本が話題になりました。長寿化が進み、「教育→仕事→引退」という人生から「マルチステージ」という人生へと変わっていくことが指摘され、画一的な生き方ではなく、一生変身を続ける覚悟が必要であると提言されていました。人間はいくつになっても変身できるし、変身していくべきと思います。自己啓発のため、会社における出世のため、キャリアに箔を付けるため、など大学院に進学する理由は様々かと思いますが、単純に今後の人生をより豊かにすべく変身したい、変身すべきだ、という意思が少しでもあれば立命館MOTの門を叩いてほしいです。湊ゼミの門が特にお薦めです。
Interview

​博士前期課程

研究テーマ:オーファンドラックの売上高に影響を与える要因

在籍時企業:ノバルディス ファーマ 株式会社

新宮匡洋さん   (湊ゼミ2016年度卒業生)
湊研究室を志望された理由は何ですか?またどのようなテーマの研究を行いましたか?
​オーファンドラッグの売り上げに影響を与える要因を研究
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オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)の売上高に影響を与える要因について研究し、修士論文に纏めました。従来、市場性が小さく、製薬企業が積極的に開発しなかった希少疾患に対する医薬品の開発がなぜ盛んになったのか、売上高の高いオーファンドラッグと低いオーファンドラッグではどのような違いがあるのかについて、見識を深めることができました。学会発表も経験させていただきましたが、同業者から、これまで考えたことが無かった視点での報告で刺激的だった、勉強になったとフィードバックをもらうことができ、研究の方向性について、一層自信がつきました。
湊研究室での研究活動の中で、どのようなサポートを湊先生から受けられましたか?
​研究を進め方から手法まで網羅的なサポート
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研究の進め方についてのアドバイス、研究に用いる統計学的手法についてのアドバイスやレクチャー、研究報告に関する作法 
などをサポートしていただきました。
湊研究室でのゼミ活動を通して感じた湊研究室の魅力や、得られた学びを教えてください。
​様々な職種の方、異なるバックグラウンドを持つ学生との交流
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湊先生のご専門分野の一つに、”System Thinking”がありますが、論理思考を超える問題解決のスキルであり、実務でも役に立つと感じます。湊先生から学んだ事の一つとして強く印象に残っています。
また、普段関わる事が無い企業の様々な職種の方と知り合う機会になり、いろいろな話ができたことがとても新鮮で、本当に楽しかったです。Diversity & Inclusionの観点から、様々なバックグラウンドの学生とともに学べた事は、自分にはない発想や意見を聞く事ができ、非常に有意義でした。
社会人で修士・博士学位を目指す方へ、一言アドバイスをお願いします。
​それまでになかった考え方や答えが見えてくる
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新しい知識や考え方(能力の使い方)を身につけ、壁を突破したいと感じている方、業務課題や、気になることについて、答えを知りたいと思っている方などに、進学をお勧めします。きっと、これまでは見えなかった物事が見えるようになると思います。仕事と学業の両立で迷われている方は、1科目から受講可能な科目履修の利用が良いかもしれません。進学者と同じ講義を受け、評価・単位認定を入学前に受けられますので、進学後の負担を少し軽減できると思います。MOTの修士課程修了という学歴は、後のキャリア形成にプラスに働くと実感しております。
現役MOT社会人学生 インタビュー
​ 社会人学生I.Tさん (博士後期課程学生1回生)
Interview
持続的に新技術をビジネスまで発展させることができるマネジメント
自己紹介と立命館MOTに入学しようとした経緯を教えてください。
化学メーカーで新製品開発・新事業創出を担う技術マネージャーです。
テーマリーダーを担うようになって、仕事においても技術経営という領域が大切だと考え、持続的に新技術をビジネスまで発展させることができるマネジメントを体系的に学びたいと思うようになりました。
仕事と大学院の両立はどのように行っていますか?
平日は仕事で忙しいこともあり、大学院の学習と研究の両立に不安を持っていました。しかし、覚悟を決めると、意外と時間があることに気づかされ、早朝と夜の細切れ時間を有効に使うこと、また土曜日をメイン時間として集中させることで、日々充実した時間を過ごせています。
大学院へ行って良かったと思うことは何ですか?
すでに社会人を経験していることが強みになり、大学院では仕事での実践において、活かすことができる学びは?ということに意識を置きながら、講義や研究にも取り組んできました。その結果、MOTの基本型や学びが定着しやすく、両面で相乗的に自身が成長していることを実感しています。
​ 社会人学生Iさん (博士前期課程学生1回生)
Interview
志を持った方々と学ぶ、刺激的で充実した時間
自己紹介と立命館MOTに入学しようとした経緯を教えてください。
電機メーカーで人事を担当しています。
キャリアコンサルタントとしてのセカンドキャリアを志す中で、幅広い領域で学び直しができると考えて志望しました。
仕事と大学院の両立はどのように行っていますか?
両立は大変ですが、家族と職場の理解を得ることがポイント。特に会社は日頃の信頼関係が大切です。
大学院へ行って良かったと思うことは何ですか?
様々な経験をお持ちの先生方や、社外人、学部卒の若い皆さん、留学生の方々等、それぞれに志を持った方々と学び、議論することは、とても刺激的で充実した時間です。
​ 社会人学生Kさん (博士前期課程学生1回生)
Interview
​新技術・新事業の提案と生産プロセスマネジメントの学び​
自己紹介と立命館MOTに入学しようとした経緯を教えてください。
電機メーカーで生産管理部門を担当しています。
今までの進め方の経験だけでは推進できないことがあるため大学院の新技術及び新事業の提案と生産プロセスマネジメント等の学びを通じて、更なる技術力を身に付けることが必須だと考えました。
仕事と大学院の両立はどのように行っていますか?
週に3つの講義とゼミを取っています。日程が埋まっているため、充実しています。研究の日程を設定して、手戻りがないように設定すれば、進めると思います。
大学院へ行って良かったと思うことは何ですか?
マーケティング等の知識がなかったため、具体的な手法を学んでよかったです。社会経験してから、学校に戻って、学生の青春や元気を感じてよかったと思います。
​ 社会人学生Sさん (博士前期課程学生1回生)
Interview
​学術的な理論と融合して自身のスキルがブラッシュアップされる
自己紹介と立命館MOTに入学しようとした経緯を教えてください。
半導体メーカの生産技術エンジニアです。半導体新製品のプロセス開発や、半導体製造装置の導入・立ち上げ・生産能力改善、量産品の歩留まり改善を行っています。3社の勤務経験を通じ、高い技術力を企業の利益に結びつけるためには、「担当領域を経営視点で俯瞰して実行する」という意識が、従業員に浸透していることが重要であると感じた。エンジニアである私が今後経営視点や知識をもつために最も適した学問がMOTであると考えました。
仕事と大学院の両立はどのように行っていますか?
起きてからボーっとしていた30分を学校の宿題や研究に充てるとか、会社の昼休みにスマホをガチャガチャいじって時間の一部を学校の勉強に充てたり、毎日どこかで少しでも学校に関わる時間を設けるように努めてコツコツやるようにしています。家族の理解を得ることも大切です。
大学院へ行って良かったと思うことは何ですか?
これまでの実務経験が学術的な理論と融合して自身のスキルがブラッシュアップされ、自分の仕事の進め方に対して説得力を持たせることができます。実務経験豊富な教授をはじめ学生・社会人・留学生と多様なバックグラウンドを持った方々と交流できることも醍醐味ではないかと思っています。
​社会人でも受講しやすい授業時間割
Schedule
 MOT研究科では夜間授業や土曜授業を開講しており、社会人でも受講しやすい授業設定となっています。
勤務先の企業にもよりますが、フレックスタイム制を利用して勤務時間を調整して昼間に受講することも可能です。
 
(例)2021年度春1クォーター 
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​社会人学生への湊研究室の体制
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 湊研究室では、社会人がゼミに参加しやすいように週2回のゼミを実施しています。(2021年実績:毎週水曜午後、毎週土曜午後の週2回体制を実施)
 積極的にゼミに参加していただくことで、教授・所属学生とのディスカッションを通し、よりレベルの高い研究活動が出来ることが湊研究室の魅力です。
 湊研究室での活動・研究分野についてさらに詳細に知りたい方は、湊研究室の紹介をご確認ください. 
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