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勉強中の学生

【米国留学4月号】今まで見えなかった時間が見えてくるこの時間


 私の住んでいるワシントン州では一昨日くらいに、外出禁止命令の5月末までの延長が決定し、私としては気がめいっているところです。(笑)まぁこればかりは仕方のないことですが。今月号は、アメリカの外出禁止の中からアメリカ人の姿勢から感じることや、春クォーターの授業について少しお話ししたいと思います。

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ぜひ、この記事を見て何か気になることとか聞いてみたいこと等ありましたら、

鬼頭までメールをぜひ送ってくださいね。

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今まで見えなかったルーミーとの時間

 外出禁止令が発令され自宅中心の生活が始まってからはや一か月。なんだかんだこのStay Home 生活を楽しんでいます。まぁ実際は、課題に追われる日々なのですが。(笑)こういう時だからこそ、空いている時間を、だらけてボーとせずに徹底的に今まで出来なかったことのインプットをする時間にあてたり、就活の自己分析をしたり、一緒の家にいるルーミーとの時間を大事にしたりするようにしてます。今までは、わりかし課外活動が中心で外にでて外の人と会話し、いろんなものにどんどん手を出しまくっていた生活をしていましたので・・。 インプットとしては、研究の一環である「サウンドマーケティング」、マーケティングに特 化した「統計」の勉強、「英語」の勉強を主に行っています。

 少しここで、なぜ私がマーケティングに特化した統計の勉強し始めたかについて説明したく思います。今まで、記事でも紹介した学生団体の立ち上げを含めて、何度かマーケティング施策立案にかかわらせていただいことがあります。ただその際に、いつも感じていたのが「合理的な根拠や予測をもとに、自分の可能性・見解の妥当性を証明できたらよいのに。(証明する方法を知らなかった)」ということです。例えば、ターゲットをした際に、そのターゲティングに至ったセゲメンテーションの経緯等をより数的な根拠をもって説明できないかといったような感じです。まぁもちろん、マーケターとしては、統計的な解析だけをもって解決法を得る(StrategyやHOWを考える)ことはできないということは分かっており、そのデータを見て、自身の肌感や経験をもって真の課題や解決法を導くことはまた別のスキルであると自分は思っています(これがマーケティングは、AIに代用できないという理由だそうです)。ただどうしても前者のスキルがあまりにも自分は欠けているということは前からずっと課題に感じていたのです。恐らく統計的知識が必要なのだろう。ただ僕が持っている統計的知識をどうやってマーケティングに応用するのだろうか。それがずっと分からずでいました。といった背景があり、今回の機会を利用して、湊先生に教えていただいた良書を用いて勉強することにしたのです。今まさに勉強をしているところなんですが、「こうやって統計的考えをマーケティングに応用するんか!おおすごい!ここで一元配置分散分析を使うのか!」っとかいって勉強を日々しています。次のマーケティング施策の立案に関しては、もう少し統計的な知識を用いた根拠を用いて調整していきたいですね。まぁまだ全然使いこなせるレベルではないので、もう少し勉強が必要ですが・・。

 コロナがBreak outしてから、Room matesと一緒に過ごす時間は本当に増えました。正確には、僕が学生団体での活動を終えたのが一番の理由かもしれませんが。この記事で触れていなかったので、少し私の住んでいるお家についてお話ししますね。私はAmerican Homestay Agency というOrganizationを利用して、ベルビューのLake Hills Library近くの2階建てのとても大きな家に住まわせていただいております。79歳の元気なおばあちゃんの他に、同じIBPプログラムでUniversity of Washingtonコースの男の子、ベトナム出身の社会人(グリーンカードをもっているので米国Citizenですが)と一緒に住んでいました。ちなみに、3月までは、僕とおなじBCで半年先に米国入りしていた男の子が住んでいました。

 僕の家では、毎週金曜の夜と日曜の夜では、ホームステイの方の配慮で、僕たちの外食等の時間にあてれるように夜ご飯を作らないようにしてくれています。最近では、州の方針で外食することは一切できない(Take outのみの対応)のて、この二日間は3人で日本食を中心とした料理を作り、一緒に食べて時間を過ごしています。ちなみに、言及していませんでしたが、ベルビューにはアジアの食材(日本も含む)やお菓子等に特化したスーパーマーケットがあります。そして、ダイソーもあります。なので、意外に日本の味を得ることはシアトル・ベルビューでは簡単なことなのです。3人で、週末になるとそれらのお店にベトナム人の車に乗って買い出しをしにいっています。最近ではそれらの食材を用いて、お好み焼き、カレーライス、しゃぶしゃぶ、唐揚げ、かつを作りました。焼肉もしました。こんな楽しい時間・貴重な時間が目の前にあったなんて実はこの時期になって初めてわかったんですよね。

料理をするだけではなく、一緒にボードゲームをしたり映画を見たりして、ご飯の時間も一緒に楽しんでいます。私のお家は、幸いなことに大きなPlaying roomあります。


 Quarantineの前はパーティをやる場所でしたが、今では一緒にRoommatesと会話を楽しむくつろぎの場所に変わっています。

    ちょっと話は脱線するのですが、ベトナム人の人(ビンっていう名前の人です)と喋っていて「考え方がアメリカらしいな」と思ったエピソードがあるのでぜひ共有させてください。アメリカでは、とんでもない数の人が失業をしていることはご存知かと思います。ビン自身は、このコロナの影響で失業したわけではないのですが、彼はもうすぐに順番がくるかもしれないという危機感を常に持っていると前聞いたことがあります。そのため彼は、万が一に備えて、勉強を欠かさず自分の能力をより一層磨くために時間を割いているらしいです。こうしておくことで、もし仮に自分が仕事を首になっても次の仕事にすぐつけるとのことです。この姿勢ってすごく素晴らしい、アメリカっぽいなと思ったんですね。いやどういうことかっていうと、「自分の身は自分で守るしかない」という考え方が徹底されているのです。

 日本の会社では、保険制度がしっかりしていますよね。でもそれってとっても恵まれていることで、本当は当たり前なのではないのだろうなってすごく感じます。確かにアメリカ政府も、支援はできるだけしていると思いますがなんでしょうか・・それだけに彼らが全部の信頼を置いているかというとそうではないような気がするのです。まぁ確かに変えようとするとそれの準備期間が多少なり必要でその期間を最低限保証する支援はあってもいいと思うのですが、それにいつまでも頼っていてはいけないのだろうなってすごくビンを見ていて感じたのです。こういう時だからこそ、社会に貢献できる自分の価値ってなんだろう。将来こうした状況に対応できる業界や職種ってなんだろうと進路選択の重要な時期にいる自分だからこそより一層考えるのです。これに自分の成し遂げたいビジョンというものを掛け合わせて色々考えているのですが、なかなかこれが難しいですよね。とかいいながら、毎日過ごしていますね。まぁ最近はこんなところでしょうか。

  あと、最後にこんな状況の中最前線で戦っている人に感謝を忘れてはいけないと常日頃から思っています。もちろん医療関係者の方はもちろんですが、スーパーマーケットで働いている方レストランの方、レストランで働いているかたにも感謝はせねばとすごく思っています。たまに、Restaurantに直接買いに行くときがあるのですが、その際にいつもこんなに大変な状況の中、自分達も怖いと思うのにもかかわらず、サービスを提供し続ける姿をみていつも感銘を受けます。こういう感謝精神の大切さを忘れないよう日々過ごしていくようにしています。


春クォーターの授業について

 4/8より、私が所属しているベルビューカレッジ(BC)ではSpring Quarter がスタートしました。もちろんコロナの影響を受けてIn-classでの授業ではなく、すべての授業がオンラインで開講されています。 さぁ今回も今学期とっている授業をいつもの通り、この記事でも紹介したいと思います。ちなみに、授業の取り方や私が実践している授業の取り方を少し授業の内容に入る前にご紹介したいと思います。ベルビューカレッジでは、Quarterが始まる2か月前くらいにBCのWebページ上でシラバスが公開されます。 (https://www2.bellevuecollege.edu/classes/を見ていただければ、確認できます。)その後大体の授業科目を決めたあと、私は「Rate my professor」というサイトを見ながら教壇に立つ先生の評価を確認します。(https://www.ratemyprofessors.com/)いやこれまさにアメリカだなと思いますが、先生のレベルや質を5段階で評価しついでにコメントまでまとめられているサイトがアメリカには存在します。ちなみに、企業の就活サイトもそうです。(Indeedとか見ると分かるのですが、普通に会社に点数がついています。すごくびっくりです。自分が先生だったらと思うとぞっとします。アメリカに今後留学する予定のある方はぜひ一度確認してみるといいのかもしれませんね。  さぁでは、話を本題に戻って受講している授業について話しましょう。このクォーターでは18単位まで授業がとれるのですが、「Advertising 1」「Product Development in the Marketing Process」「Grammar & Communication」の3つの授業を受講しています。3学期では、特に私が本当に学びたかった「広告を中心としたマーケティングコミュニケーションの勉強」そして「英語力の抜本的改革」という目的のもとに授業を選択しました。そもそもなんでマーケティングを志しているのか、いまの現時点でどうしてマーケティングの勉強しているのかということを思い返してみれば、この記事の中で説明していなかったですよね。これを話すには、少し自分の目指しているキャリビジョンとか人生のゴールの話と、過去の話をしなければいけいないのですが。この話については次月で詳しく話したいと思います。  また話が脱線してしまいました。(笑)では、授業解説を簡単にしていきますね。まずは、「Advertising 1」。タイトル通り広告の授業です。これはベルビューカレッジで最も受講したかった授業でしたね。この授業の素晴らしいところは、広告というものを中心としてマーケティングの全体像を広くかつしっかりと学べることにあります。まぁ確かにMarketing StrategyというよりはAdvertising Strategyを立てることに重きを置いていることはもちろんなのですが、用語一つの解説や市場調査の仕方など細かく説明されます。あとこの授業の特徴は、成績の半分の評価が、グループワークということです。このグループワークの内容としては1クォーター通して4人一組のチームを編成し、与えられたシリアルのプロダクトに関するAdvertising Strategyを考え、実際にアウトプット(ポスターとか動画のようなものを実際に作る)を出しなさいといったものです。チームは先生から自動的に決められるます。現時点では、グループ編成は完了し、グループと一緒に活動をしているのですが、もちろん僕しか日本人はいないのでまぁみんなの会話についていくので必死です。つくづく立命館にきていた留学生が積極的に議論に参加していた姿を思い出すと、彼らは本当にすごいことをしていたのだと、もう頭があがりません。あと教科書の量もものすごい。PDF1400ページの量です。読むので精一杯ですが、つくづくアメリカの学生は勉強してらっしゃるだなとすごく勉強になります。日本に帰ってもこの気持ちを忘れず日々勉強はしていきたいものですね。

 「Product Development in the Marketing Process」について。実はこのクラスはLateクラス(4/8からは始まらず、5月から集中的に授業が開講されるクラス)になっているのでまだ実際には始まっていません。なので授業がどんな感じという話は、今はできないのですが、この授業をとった理由や期待していることをここでは話したいと思います。この授業は、新製品開発といったようなアプロ―チを行うために、施策立案から実行までの一部始終をマーケティング的にどうやって進めていくべきかということを体形的に学ぶ授業です。これは自身が、今後IT業界や製造業、消費財等でマーケターとして活躍したいと思った時にこういった製造過程をマーケティング的にどのように立案、実行し管理していくべきなのかどうかをしっかり学問として抑えるべきだと思う受講を選択しました。今まで偉そうにマーケティングがやりたいということをこの記事も何度かお話しさせていただきましたが、実はしっかり授業としてマーケティングのマーケティングを学べていたかというとまだ自分には不十分であるということをすごく感じていました。その不十分である部分を経験という観点でまだまだ第一線でご活躍されているマーケターに比べたら不十分ではありますが、自分なりにその場その場立案の際に思ったことを体で覚え、それを知識に変換させてきたといったような感じですね。なので、こういう授業を通して「あ~本当はこうするのか!」「だからあれはうまくいって、あれはうまくいかなかったのか」「あの時、これを知っていれば、もっと早くできたのにとか」思いながら、勉強をしていきたいなと思ったのです。実際広告の授業を今間に受けていますが、「あ~こうやってやればよかったのか!」とか何度も感じることが実際あります。明後日からこの授業はスタートするのですが、こういった学びを出来ることを本当に楽しみにしています。

 最後は、英語の授業「Grammar & Communication」の授業について。読んで字のごとく、英語の授業です。内容としては、Grammarを中心にもちろん展開をされていくのですが、それだけではなくESL(English Second Language)でよくありがちな物語を読む課題など英語の4技能が相対的に学べるような構成になっています。英語は、留学だからいくらでも学べるだろとか思ったのですが、まぁ現実はなかなか厳しいです。自分もそうやった思って、半年間過ごしてきたのですが、やっぱり努力しないと伸びないですよね。なので、やはりここはしっかりと基礎から学びなおそうということを決意して英語の授業をしっかり通して、英語を学びなおそうと思い受講を決めました。受講してから、1か月が立ちましたがこの授業は本当にとってよかったなと思います。まず先生(Mr.Hemmen)がFace-to-Faceではないのにも関わらず、その熱い思いが伝わってくるほど、とにかく熱い先生です。そして本当に生徒の英語力を伸ばすために全力を注いでくれているんだなとひしひしと感じます。あと、この授業を受講したおかげで本当にVocabularyの量が増えました。オンラインに切り替わり、授業内容がパージ上で文章と記載されておりそれを読んで学習しているのですが、彼の英単語が、なかなかレベルが高いものばかりでみるたびに、僕の単語帳がどんどん埋まっていきます。僕の英語のチューターであるミシェルとも喋っていたのですが、たぶんこれは生徒の語学力を伸ばすためにわざとつかっていると思うと言っていました。それくらいすごく計算高い先生だということです。そして、課題を出したあとのフィードバックの量もとんでもない。一つの課題に対してA42枚ほどのフィードバックが本気で帰ってきます。(これ30人の生徒にやっているので、この人はどんなに生徒に時間をかけているんだか・・笑)それくらい素晴らしい先生ということです。 この授業が終わる6月には少しでも自分の英語力が向上していることを祈るばかりです。

 という感じで、Quarantineにも負けないよう日々生活を送っています。こういうときだからこそ差が生まれると思い、常に危機感をもって私は生活を送っています。ちなみに、張り詰めた生活ばかりしていると疲れてしまうので、最近は日本に帰国したあとにどのように自分の机をシステマティックにしようかどうかを考えています。具体的にはスタンディングディスクを買おうかとか、ワイドディスプレイ(LGの横長の大きなディスプレイ)を買おうか、ドッキングステーションはどれにしようかとかそういった考えてリラックスな時間を過ごしています。ぜひ詳しい人アドバイスください!!

 以上、4月号でした!!

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