はじめまして。M1の鬼頭 一哉(きとう かずや)と申します。湊先生のご厚意で、私の留学生活を皆様に共有させていただく機会をいただきました。少しでも、皆様のお役に立てるような文章を書いていこうと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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ぜひ、この記事を見て何か気になることとか聞いてみたいこと等ありましたら、
鬼頭までメールをぜひ送ってくださいね。
(メール先:kazuyakitou0107@outlook.jp)
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自己紹介
私は、立命館大学テクノロジーマネジメント研究科博士前期課程1回生の鬼頭 一哉(きとう かずや)と申します。出身は愛知県で、高校は同県の名古屋市立向陽高等学校に通っていました。学部時代は、立命館大学情報理工学部に通っており、西浦研究室(音情報処理研究室)で音の研究を行っていました。現在は、サウンドマーケティング(音を使ってどうやってビジネスにしていくか?)の研究を行っております。
自分が常に大事にしているビジョンは、「人々に感動を与え続ける人になり続けること」です。このビジョンは昔からエンターテインメント(テーマパークのバイト経験や学校祭運営)という世界で自身が活動してきたことに基づいて掲げています。少し抽象的かもしれませんが、お許しください。このようなビジョンを達成すべく、将来は広告業界において消費者とプロダクトの架け橋として活躍しようと考えています。「どうして広告なのか」などのビジョン詳細は、随時記事内にてご説明させていただきます。
ベルビューカレッジ(アメリカ)で1年間留学
今回私は、ICC国際交流委員会主催のIBP(International Business Professional)という留学プログラムに参加しております(学校の留学プログラムではないため、休学をして留学に参加しています)。このプログラムは、簡単に言うと、現地大学での9か月の学部授業と3か月の現地機関でのインターンシップから成り立っている1年間の長期留学プログラムです。これだけも十分魅力的ではありますが、それだけではなく、現地で活躍する日本人との交流の機会や、留学後のキャリアサポートがあり大変充実しています。滞在先は複数あるのですが、その中でも私はベルビューカレッジ(アメリカ・ワシントン州)という学校で受講するプログラムを選択しました。
IBPプログラムに関する詳しい説明は参考URLをご参照ください。
→参考URL (IBPプログラムとは!?) :https://www.iccworld.co.jp/ibp/
ベルビューカレッジの特徴は、現地の学生と一緒に学べる少人数授業が展開されていることや多くの分野の授業が展開されていることです。この魅力に惹かれベルビューカレッジを志望いたしました。また世界トップクラスの大学であるワシントン大学への編入を目指している留学生が多いことも特徴です。
留学で達成したいこと
今回の留学に参加する私の大きな目的は以下の通りです。
マーケティングが発展しているアメリカで、広告を軸にした学問の履修や実践経験を得る
→ベルビューカレッジではマーケティングに関連の授業だけで、個以上の授業が展開されています。アメリカが、いかにマーケティングが発展しているかということが授業数だけでもよくわかります。こんな充実した環境で広告とマーケティングの勉強を思う存分やっていきます。
デジタル技術(映像・音など)を用いた、広告自体を作成する能力磨くこと
→アメリカにおいても多くの広告が存在しており、またベルビューカレッジでは広告作成に対する授業も数多く展開しています。授業を受けるだけではなく、定期的にイベント等で発信していきフィードバックも得て自分の技術に磨きをかけていきます。また、自身のサウンドマーケティング研究にも取り掛かっていきます。
多くの人とのコミュニティを形成すること
→人とのつながりは、宝です。同じプログラムの日本人を始め現地で出会った外国人や現地で活躍する日本人まで幅広いコミュニティを形成していきます。
他にも、達成したい目的はありますが、大きな目的は上記の通りです。この目的を達成すべく、1年間の留学生活を送っていきます。
留学生活配信の目的
この記事の目的は、次の3つのニーズを想定して答えることです。
留学を志す人や留学を検討している人達に、自身の経験を率直に書くことにより、留学生活の魅力や留学生活を成功させるためのカギを、できるだけわかりやすく伝えること
同大学内外にとらわれず、マーケティングや広告業界の魅力や知識を存分に伝えること
大学生・大学院生に対して、自身が習得したキャリアアップに向けて必要な考え方を伝えること
ただの大学院生が、こういったことを書くことは大変おこがましいことは十分承知しておりますが、少なからず様々な機会でプロジェクトを担当してきた身分として自身の得た経験や知識を他人に共有することは非常に大事なことであると考えておりますのでどうかご容赦ください。
現地生活を紹介!~オリエンテーションウィーク~
9月4日の16時に関西国際空港を出発して、9月4日の9時(アメリカ現地時間)にシアトル・タコマ国際空港に到着するという、なんとも時差を感じるフライトから私の留学生活はスタートしました。ベルビューカレッジでは、大学の授業自体は、到着日の約2週間後からスタートするのですが、オリエンテーションが約2週間前からスタートするため早めのアメリカでの入国です。
オリエンテーションは、到着日の朝から毎日のように行われたのでなかなかtightなスケジュールでした。2週間のオリエンテーションの期間のうち印象に残っているのは2つのイベントです。
1つは、ホームステイ先の方との初顔合わせです。今回は、プログラムの内容の都合上、ホームステイをしながら留学を送ることになっていました。「どんな家なのか、どんな人なのか?」留学をしたことがある人は、誰にでもこの気持ちが分かるのではないでしょうか。今回、担当になったのは79歳のおばあちゃんでした。この方本当に素晴らしい方で、困ったことがあるとほんとうにいつでも助けてくれ、いつも気さくに話してくださいます。本当に、ここの家でよかったと思いながら今は生活をしています。またホームステイ先には僕以外にもベトナム人社会人1名、中国人留学生1名、日本人留学生1名がいて、にぎやかな毎日を送っています。
2つ目は、オリエンテーションウィークの後半で行われたビーチでのBBQイベントです。Golden Gardensと呼ばれるシアトルからやや北西方向にあるビーチで留学生90人が集まりBBQを楽しみました。このころには、韓国人や中国人などの他国の留学生の友達ができていて、カタコトな英語を使いながら会話していました。彼らは17歳、18歳と若いのにも関わらず英語が大変達者で、海外の英語教育の発達を、身をもって体感して瞬間でした。さてそのBBQでは、愛用の一眼レフカメラを持参していきまして、そのカメラで撮ったベストショットが上記の写真です。綺麗な夕日に、学生が一緒に飛ぶなんとも幻想的な写真ではないでしょうか。素敵な写真をとれたことももちろん、他国の友達と深く交流できたので、印象に残っています。
さぁいよいよ、来週から授業が始まります。無事ついていけるのでしょうか・・。不安です。
10年後の最高の自分はどんな姿?
IBPプログラムでは、定期的にキャリアアップ・モチベーションアップのためのセミナーが開催されています。今回は、その中でも「自分の将来のやりたいことを考える(発散させたい)上で」とても面白いものがあったのでそれを紹介していきます。
その名も「10年後の自分を演じてみよう」ゲームです。はじめに、2人1組でペアを作ります。ここでは仮にAさん、Bさんとします。このゲームでは、質問をする人とそれに答える人の2つの役割を決めて行います。今回はAさんが質問する人、Bさんがそれに答える人だとします。Aさんは、Bさんに10年ぶりにあったことを想定していまのBさんの状況を、質問を通して深堀していきます。Bさんは、Aさんの質問に対しては、すべてが成功している(思い通りになっている)として、その質問に答えていきます。これを5分間続け、終わったら役割を交代して再度やっていきます。
一見ばからしいようなこのゲームですが、非常にためになるなと思いました。ポイントは、「すべてがうまくいっていることを想定している」というところです。というのも、例えば将来のやりたいことを考えるときに、ありがちな「10年後どうなっていたいですか」と質問をしてしまうと、どうしても人は(特に日本人・・)、現状や実現性を考えてしてしまい自由な発想を妨げてしまうという問題が生じてしまいます。これでは、新たな可能性や発想が生まれにくく、日本人が大好きな現状維持という考え方でしか物事を考えられなくなると思います。やってみると意外と面白いものです。
大事なのは、この後です。自分が言ったことをぜひ紙に書いてみてください。(覚えられなければ録音か何かゲーム中にしておくといいかもしれませんね。)そして、その紙に書いたことを達成するためにどんなことが5年後で達成されなければならないのか?を次に具体的に考えていきます。そして次は5年後の自分を想定してゲームをまた行い、それを達成するために1年後になにが達成されなければいけないかを考えていきます。これをどんどん短い期間にしてゲームを繰り替えし行っていきます。
つまりこのゲームの最大の意義は、「将来の最高な自分を自由に考えてそれを達成するために必要なことを中期/短期目標に落とし込んでいく」ということにあります。
ぜひぜひ、将来について悩んでいる人は、このゲームをやってみるといいかもしれませんね。僕は、ちなみにメモ帳に書き込みながらやってみました。
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