世界がコロナウィルスで大変なことになっていますが、私が住んでいるシアトルもその大変なことになっている地域の一つです。触れようか触れないでおこうか色々考えたのですが、一人の留学生としてこのコロナ危機についてどう思っているのかをやっぱり発信すべきかなと思ったので、コロナについて少し触れようかなと思っています。あと、先月の記事で紹介したベルビューカレッジのプロモーションでの制作背景そして、私が携わっていたプロジェクトについて無事終わったので、そのご報告を今回は行っていこうと思います。
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(メール先:kazuyakitou0107@outlook.jp)
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すべてを変えてしまったコロナウィルス
僕だけのただ一人の観点でコロナウィルスとか、それに伴う影響とかを語るのはあまりよくないのかなと思って、最初は記事にするのをやめようかなと思いました。やっぱりこういうことってどうして偏りが生じてしまうし・・、僕が言っていることがまるですべてみたいに受け入れられてしまってもよくないかなと思ったからです。しかしながら、一意見としてしっかりと発信し、これを僕はどうやって乗り越えようとしているのか?といったことを言うことは、一緒に留学している仲間に悩んでいるのは君だけではなくて僕も一緒であり、俺はこうやって乗り越えようとしている、だから一緒のこの危機を一緒に乗り越えようぜとかそういった一つのヘルプ?じゃないですが、やっぱりそういったことはできるのでは?とか思い、やっぱり文章にすることにしました。ということで、早速このことについて書いていこうと思います。
僕へのコロナの影響はある日突然襲い掛かりました。忘れもしないですね。ある日、いつもどおりIBPのインターンシップ準備授業を受けている最中でした。いきなり、体のいかついSecurityの人が教室に入ってきて(日本でいう警備員です。ただ日本と比べ物にならないくらい体つきがいいです)、「Evacuate!」とだけ言われて、いきなり教室がある建物から追い出されたのです。 最初はなんのこと?避難訓練かとか?とか思ったのですが、すると一通のメールが私のもとに届いたのです。「濃厚接触者がT-Buildingにいたという情報があったので、建物を閉鎖した」この瞬間悟りましたよね。あ~もうコロナがすぐ近くまで来ているんだなって。
次の日は、通常通り授業は行われました。まぁ、一時的なものでありすぐによくなるだろう。そうやってその時は信じていました。ただ、薄々ともしかしたら授業がすべてオンラインに切り替わるんじゃないか・・。そんな嫌な予感は少しばかりありました。まぁでもそんなに深刻にはその時考えていませんでした。授業後に一緒のプログラムの男の子ともご飯を楽しく食べながら、「もしかしかしたら、こうやってみんなと集まるのが最後かもしれませんね」って冗談交じりに喋っているくらいでしたから・・。そのあとも旅行の話とかもして~。大したことはないだろう、まあそうやって信じていただけなのかもしれませんが・・。
ただ残念ながら、その日がみんなとFace to Faceで会う最後の日になりました。授業が土日間にどんどんとオンラインへの移行が急に始まったのです。その時に初めて痛感しましたよね。あ~コロナがもうそこまで来ていて我々の生活を着実に脅かしはじめているのだと・・。(これは3月9日の話です)
そこから2週間で、我々の生活は一気に変わってしまいました。すべてのクラスはオンラインに切り替わることが決定。僕の住んでいるワシントン州では感染者が急激に増加(今はNYのほうがすごいのですが、最初はワシントンがぶっちぎりでしたから・・)、ついには外出禁止令です。日に日にワシントン以外のカリフォルニアやニューヨークにもどんどん感染者が広がっていきました。そして、僕が本当に楽しみにしていたラスベガスの旅行も中止にせざるえない状況にまでなってしまいました。そして、遂には春クォーターすべてのクラスがオンラインで開講されることが決定。
コロナの状況は、上記のような比較的公的な制約だけではなく、我々のコミュニティにも大きな影響を与えています。現地で仲良くなった友達(日本人以外も含む)も、母国に帰りはじめ、同じプログラムで一緒の学校の仲間でさえも、日本に帰り始めています。現状(2020年3月31日現在)では、米国は感染症危険レベルが3にあがり、安全を考えると帰国もやむを得ないという判断でしょう。(実際に交換留学生は、帰国している子はかなりいるという話もありますし・・)
何が苦しいというのは、まぁ全部苦しいのですが、一番苦しいのは「プログラムが終了したときに一緒に青ガウンをきて、みんなで卒業する」という一つの目標を達成することがだんだん難しくなってきてしまっていることですかね。あと、みんなと同じようなこと僕も考えていますよ。もちろん「せっかくアメリカに来たのに、オンライン授業?3クォーター終わったあとに実施されるインターンシップが全面リモートワークになる可能性?それは果たしてこのままアメリカにいる必要あるのか?もうプログラムやめたほうがいいんじゃないか。」そりゃ考えますよね。このことを考えるのは当たり前だと思います。しかしながら、大事なのは「このことにいつまでも時間は使っていけない」ということ。そして、それが原因で「いろんなことを出来ない」という結論にしてはいけない。そして「今の環境に感謝」する。ということだと私は思っています。
そもそもすべての活動に、入試問題のような正解など存在しないと思っています。いつまでもこの問題を考えても仕方のないことだし、まぁ最適解を見つけたいのは分からなくはないですが、だったらもうやってみてそこで考える?そこで新たな挑戦にトライしてそのことに同じ時間を使ってみたほうがいいのでは?と思うのです。あと、この状況ですべてが「あ~これも駄目。あれも駄目!」とか全部だめなように錯覚するのは少し違うのではと思うのです。じゃあこの状況で、自分はこれできるやん!ってどんどん考えられそれをどんどん挑戦していって自分をこんな状況でも高めている人はたくさんいると思います。僕の回りには、そういう人間が少なからずいるのでそういう人たちに負けないように努力を怠らないようにしています。(春休み旅行なくなったから、めっちゃ英語の勉強できるやん。あいうえフォニックスを毎日見まくっています。今までやりたかったことリストを作って、一つずつやるようにもしていますよ。)
あとアメリカにいれていること、学べていること、現地の人と会話をこの状況の中できていることこれを忘れないようにしています。「留学 中止」って一回ツイッターで調べてみてください。留学に行きたくても行けなかった人が、どれだけいてどれだけ悲しい気持ちになっているのか。僕もこの留学のためにすごい量の準備をしてきて来ています。それがもし叶わなかったらと思うとショックでたまらないと思います。その人たちに比べ私たちはアメリカにすでに半年も滞在でできていることが、本当に恵まれているんだ。と絶対にいま留学をしている人は感じてほしいなと思っています。
BC Promotion Videoの施策説明
先週ご紹介しました、私が作ったベルビューカレッジの入学希望者の増加を目指した施策について詳しい説明をしていきたいと思います。まずは、先生から出された課題内容を原文そのまま紹介します。
簡単に要約すると、Youtube等ソーシャルメディアで紹介できるような、BCの紹介メディアをしっかりとしたマーケティングプランに沿って、作成してこいといった感じですね。(ちなみに日本ではSNSっていうあれ、アメリカでは多くの人がSocial Mediaって言っている気がします。同じものでも、アメリカでは全然違う言い方をすることは結構あるのです)
課題が出された後、「僕はどうやったらこの課題をこなせるのだろうか。ちゃんとしたマーケティングプランに基づいてビデオを作成できるのだろうか。」と考えることにしました。これは当たり前のことですが、自分の武器をしっかり分析して、それをタスクにどう反映させるべきかを考えるのはすごく重要なことだと思っています。人には、絶対に光っているものがあって、それを正しく把握し、適切に使いこなせることはすごく重要です。
今回の課題では、「日本市場をターゲットにした、1年留学でしか思いつかないようなMKTプランやビデオ」を作ることにしました。これは、クラスに僕しか日本人がいないことや僕以外の受講生が正規留学生やローカルな生徒がいなかったことが理由の一つです。あと、英語があまりできないからという理由もあります。どういうことかというと消費者の深層心理にささるようなMKTプランを考えるときは、どうしても消費者の深い文脈(本当はこんなこといいたいのかな?とか文化的背景とか)の理解が必須です。僕も日本でいくつかインタビューを通して、会話の中で、言葉の使い方とか間とかそういうところをしっかりと観察して、インサイトの仮説を立てたりすることが多いです。しかしこれをアメリカでやろうとするとかなり厳しい・。まずなに言っているのかちゃんと100%では聞き取れない・・(これは完全に鬼頭の英語力不足)。さらに動詞それぞれに日本語訳では同じ意味なのにも関わらず違うニュアンスがあったりするので、正しく深層心理を理解することもなかなか難しい。あと文化的な理解だと、例えば僕が仮にアメリカに対してキャンペーンをかけるなら、アメリカの教育システム考え方(例:アメリカの高校は確か4年・・?(だったかな)もしらなければ、正しいアプローチも出来ません。だから、自分にしかない味が出せて、かつしっかりとしたMKTプランを立てれるのはどこかな~って思ったら上述したようなターゲット設定になるのです。
じゃあ今度は、目的の設定ですね。ある程度目標(ターゲット)が定まって、じゃあ日本市場で何を達成するためにビデオを作るのか?(まぁもちろんベルビューカレッジをしってもらうことが一番ですが・・)まずは、仮説を立ててみる・・「高校卒業して、正規留学生という選択肢を選ぶひとはまだ少ないんじゃないか」。まぁ仮説というか、自分の後悔といったほうがいい気がしますが・・。
少なからず、もっと早く長期留学していたかったなといったことを日々アメリカに来てから痛感しています。高校くらいで、カレッジという存在を知っていれば、よかったな~って。高校卒業して、カレッジに入って、ESL(English Second Language)に1年でも通ってしっかり英語に時間を割いて、そこからカレッジのクラスを2年くらい受けて、名門大学に編入する。ものすごいお金はかかりますが、それ相応のものが返ってくると思っています。(もちろん人次第ですが・・)自分の場合、その選択肢すら「知らなかった・・」。留学というなんとなく聞いたことあるけど、なんとなく自分とは無縁だな~いや絶対これ高くね?とかそんな調べもしないただの幻想だけでぱっと頭を通り過ぎてしまったことを本当に留学に来てから、ただ後悔しています。まぁそういう自分みたいなことにならないように、このプロジェクトを通して、少しでもその選択肢を知らせてあげたいなそんな思いもあったのです。
ちなみに、仮説の検証ですがもちろんこれは当たっていました。留学者数はすべてJassoの統計資料を見れば、すぐわかるのですが、やはりまだまだ日本は少ないといった傾向があります。「大学に入って留学したい」のまだままなのです。上記の事実や思いから、今回の施策の目的設定を「日本人のカレッジ(特にBC)への正規留学者増加を目指した、カレッジ認知促進」ということにしました。そもそも日本人は、僕のようにカレッジの存在しらないんじゃないか?という仮説をもとにですが・・。つまりベルビューカレッジを選んでもらうためには、そもそもカレッジというものを知ってもらわなければならないという結論にいたったのです。
では、次にターゲット設定ですね。ちなみにターゲットは最初は、「日本市場」にしましたが、これでは広すぎます。こんなことやっていたら、GO-TOマーケットのプロに怒られてしまいます・・。あくまでも対象市場をただ絞っただけです。今回は、「①高校生」、そして「②浪人生」の2つのターゲットを設定することとしました。正規留学をできるポテンシャルが比較的高いのが、この二つのマーケットであることはもちろんです。正規留学をするには親などのステークホルダーが確かに存在しますが、自分の人生を自分で切り開く・選択できる必要性を私自身強く感じているので、伝えるなら本人やろ。ということでこの2つにしました。
次は、ターゲットに深層心理分析ですね。これは必ずしも全員ではないということを先に言っておきますね・・。結論から申し上げると、「明白な学ぶ理由(どうしてあなたは勉強しているの?)」を持てていない。正確には、アメリカで留学をしている又は、現地で学んでいる働いている人に比べてという前置きがあります。皆さんのいま専攻は将来のJob titleややりたいこととどうrelevant していますか?日本では、新卒採用では総合職採用がほとんどであるので、その選考突破したあとに、自分の所属が決まりますよね。日本ではこれ当たり前だと思うんですが、これはたぶん恐ろしいことだと思っているというか普通では考えられなくないかと思うのです。一度、アメリカのIndeedで皆さんのなじみの企業でもよいので、募集Positionをぜひ探してみるといいと思います。そして同時に Requirementを見てほしいのです。それぞれの Job titleにはおそらく専門の学問履修や経験が必須っとなっているケースが多くみられることがわかります。なので、カレッジの教育でも将来に向けて何を学ぶ必要があるのか?ということはかなり意識をされて教育をされています。それに比べて、日本は、大学名と学部の偏差値でしかキャリアを語れない人があまりにも多すぎるような気がしてならないのです。まぁ確かにいい大学にいけばいい教育は受けられる。その事実は少なからず存在するとは思っています。私は、偏差値の高い大学に行くなといっているわけではないのです。行く目的。行く意義を持て。というのです。
これは今の学んでいる大学生はなにも悪くはないのです。悪いのは、そういう環境を作ることで自分の威厳を傷つかないように支配している環境を作っている残念な大人たちなのです。我々に必要なのは、「ある人が得をする」ように整えられた社会の上で動いているんだという理解をただしく認識することです。よくありがちなのは「○○大学の人が△△会社に入れる人が圧倒的に多い」という話です。これは正しくは「△△会社の人が、○○大学の人を入れることによって、○○大学である人たちが自分の威厳を守れるようにしている」ということだと思っています。組織には、自分の威厳(昇進・地位向上)を念頭にしてしか動けないそんなような人が少なからず多くいます。僕もそれでひどく苦しんだ過去があります・・((笑))あと、日本は塾の教育への関与も強いですよね。偏差値教育で一番得をするのは、間違いなく予備校業界だと思っています。どうして彼らは、カレッジでESL学んでみたら?とか言わないんでしょうか。まぁようは、そのような彼らが得をするような社会を作っていて、そのものさしで比べられているだけなのだと。大事なのは、そのような社会を変えることではなく、そういう社会に生きているんだ。という認識をしっかりもつことだと思います。
すいません、完全に話が脱線してしまいました。話をターゲットの深層心理分析に戻しましょう。つまりインサイトとして、「学ぶ目的を持たずに、学ぼうとしている」。これをつくことにしたのです。そして、学ぶ目的を見いだせる場所として、ベルビューカレッジを提案しよう。そういった方針にすることにしました。
では、このビデオを通して彼らに、最終的にどのようなActionをとってほしいのか。それを示したのが下記の図です。
ちょっと小話を・・。この図は、授業のプレゼン資料も挿入したのですが、使用した理由には意味があります。浪人の制度についてあまりなじみのないアメリカの人にきちんと自分のやりたいこと考えていることを正しく理解してもらうためです。ごく当たり前ですが、このプレゼンを評価する人、見る人のことをその人の視点に立って、説明することはすごく大事なことです。異文化の人ならなおさらですよね。
ではでは、いよいよビデオの作成・中身について話をしていきましょう。
今回私がビデオの中で訴えたいポイントは、「Why are you studying?(勉強をしている理由)」としました。こうした理由は、前述したようにターゲットの深層心理をえぐるようなビジネスドライバーがこれだったからだったですよね。ここからは、ではこのドライバーを使ってどうやってベルビューカレッジの認知促進にしていくかを説明していきます。
先月のビデオをみていただいた人は分かるかと思いますが、大きく分けて私のビデオは三つの内容から構成されています。「問題提示」→「インタビュー動画」→「メッセージ」の順番です。このビデオの作戦は、「ベルビューカレッジの生徒は、君たちと違って目的をもって学んでいる。君たちはおくれているよ~。」とビデオの中で伝えさせ、それを乗り越えたいならベルビューカレッジに来なさい。といった感じです。
最初のシーンは、キャンペーンのタイトルであり私の伝えたいメッセージである「why are you studying」という問題提示です。コンテの段階では白い背景に文字だけ書こうかなという予定でしたが、Googleの動画広告のCertificationの勉強をしたときに、ブランドを早くみせる有意性等、様々なことを考慮した結果、ベルビューカレッジのホームページにある検索ボックスを使って演出したほうがおもしろいし効果的かなとか思い、最終的にはこのような形でアウトプットしました。あと、クリック音もこだわりました。クリック音のスピードに合わせてタイプする。結構至難の業だったんです・・。
次は、メインシーンであるインタビューのところです。今回は幸運にも、二人の現地生の方に協力いただきました。今回彼らには、①名前②メジャー③今自分が学んで理由④将来のキャリア計画を短く20秒ほどにまとめてもらって話していただきました。ここでのポイントは、彼らが「明白な学ぶ理由を持ち、かつそれが将来のキャリアとRelevant している」ことです。これが出来る日本人は意外に少ないのでは?とか思ったりします。彼らが自信をもってこれを達成することにより、ターゲットである人達のゴールとなる存在(Hero)に。そういったことを意識して作っています。ただ、ただインタビュー動画を流し続けても全く飽き飽きしてしまうかなと思うので、彼らが日常風景を送っているところをB-roll(本編出ないない映像という説明でしょうか?)を加えることで、見ている人を飽きさせない、かつベルビューカレッジの過ごすことを、二人を通して体感してもらえるような工夫をしています。
最後のパートのメッセージシーンの解説をしていきます。今回の戦略としては、「あなたと違って、ベルビューカレッジの生徒は明白な学ぶ理由を持っている」ということでしたが、これをそのままメッセージとして伝えてしまっていては、大ひんしゅくをかってしまいます。マーケターは、消費者インサイトを的確なメッセージで刺激する必要があると思っています。そこでおもいついたのは、「Your colleague already challenge international world」という言葉です。まぁ直訳は同僚が国際的な社会にもうすでに挑戦しているなのですが・・。これはあなたが働くころに同僚となる人はもうすでに国際的な場所で自分のキャリアを作っている。と伝えることによって不安をあおっています。そして、その後じゃあ自分がその状態になるためにどういしたらいいのか?という対するというに対して、ベルビューカレッジという場所が一つの回答なのですよと最後にメッセージを残しています。そしてその前に「You just don’t know」という言葉を付け加えることで、じゃあその原因はただ知らだけ。知ればもうすぐ届くよ。ということも安易に伝えています。そしてもう一個、ブランド想起のためにこだわったことがあります。「色」です。気づいた方もいると思いますが、「Where you find the reason」と「Bellevue collegeのロゴ」の色は全く一緒です。色はBrand equity を構築する上で非常に大事です。例えばオレンジでうまい安いといえば?「吉野家ですよね」こうやって色だけでブランド名が思いつくのはすごく大切なことです。マーケティングが出来るクリエイターとして、そういったことを考慮することはものすごく大事なことだと思うのです・・。
という感じで、長々と話してきましたがみなさんは先月の動画を見てどれくらい当たっていましたか?ぜひぜひこの動画をみて思った感想とかshareしてもらえるとすごく嬉しいです。
最後に、このビデオのオフショットと、協力してくれた素晴らしい仲間を紹介しますね。
【感謝】プロジェクトミッション完遂のご報告
このブログでも、何度か紹介いたしました「最新のテクノロジーを用いたリハビリテーションの新規事業PJT」ですが3月後半の最終プレゼンを無事に終え、ミッションを完遂いたしました。このプロジェクト実行にあたり、本当に多くの方にお世話になりました。ただただ感謝でございます。ご支援いただきました皆様(クラウドファンディングにてご支援いただいた皆様)については後日私より活動報告書といたしまして、我々の活動記録やビジネスプラン等をまとめたものをメールにてご送付いたしますのでいましばらくお待ちください。
今回立派なビジネスプランを立てることはもちろんですが、一番大事にしていた(成し遂げたかったこと)があります。それは実際に「市場にアウトプットして、リアルな市場のフィードバックを得る」ことです。私たちの学生団体ITCs (アイテックズ)ですが、誕生理由は、人々に何か思い出に残るようなそんな一瞬を提供できたらいいなという強い思いを叶えるために活動するためでした。今まで結構いろんなMKT戦略立案に携わってきましたが、なんか自分でも腑に落ちないところがありました。それはなんなのだろうとずっと思っていて、たぶんそれは自分達の力で作ったプランで実際に使ってもらう人体験してもらう人の笑顔を見ていないからだということがあるときやっと分かったのです。要はプランだけで終わっていたのです。あと、リアルのフィードバックを得ないと正しい評価も出来ないですから・・・。もうそういういろんな思いがあって絶対アウトプットはたくさんしてやるということを心に決めて活動を行っていました。
結果として、「クラウドファンディング」「コンセプトテスト(Google Surveyを使ってアメリカ全土の200人に調査はしました)」「プロトタイプを使ったUser Testing(実際の病院で患者さんに使ってもらいました)」をアウトプットとしてやりました。あとSocial Mediaやブログ等での発信も一つですかね。まぁもちろんそれぞれで改善点がたくさんありますが、やっぱりアウトプットは違いますね。特にプロトタイプを使ったUser Testingは特に重要。これは、はじめて自分達のアイディアで人々の思い出を作れた瞬間だったような気がします。下記の動画は、子供達(実際はこの子達は患者ではなく、親が診察を受けています。その待ち時間に協力してもらいました)が、実際の我々が考えたプロダクトのプロトタイプを使って遊んでいる様子です。
この瞬間を僕も見ていたひとりでしたが、なんかとっても不思議な感覚でした。2か月前まではただの紙切れだったアイデアが、MKT部の詳細な設計でアイデアがプランになり、素晴らしいTEC部のチームの協力があって、プランが形になっている。そしてその形が今度は体験している人の心を動かすものになっている。いままでいろいろなビジネスプランを立ててきましたが、この感覚は初めてでした。この瞬間ですね。この瞬間を届けるまでには、本当にすごいほどの労力がかかるけども、その先にあるこの笑顔にためにマーケターは日々頑張っていらっしゃるのだと、すごく痛感をしました。実際にアウトプットをするだけでも本当に多くのことを学びました。
まだまだ語りたいことは、いっぱいありますが、すごい量になるのでこの辺にしときます。(聞きたい方は、居酒屋で話しましょう。)
最後に、メンバーに本当に恵まれました。本当は紹介しようとどうか大人の事情で迷ったのですが、しっかりとITCsのメンバーを紹介したいと思います。
上記8名のメンバーが、今回のプロジェクトメンバーとしてご協力いただきました。繰り返しになりますが、ご支援いただきました皆様につきまして、チーム一同感謝しております。本当にありがとうございました。
以上、3月号でした。先行きは不透明ですが、明けない夜はないってEXILEがいっていたので多分大丈夫だと思います。
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