イノベーション・ダイナミクス

[開講時期]

 

 2020年 秋2クォーター(11月23日~1月31日) 

 毎週水曜日 6限・7限(18:00~21:10)

 

[開講場所]

 

 立命館大学大阪いばらきキャンパス 

 A棟 3階 AC348講義室

 

[科目概要]

新技術が市場に普及する中で、イノベーションが形成される過程を学ぶ。イノベーションは、誕生、発展、成熟といったライフサイクルを経て社会に普及する。その間、企業はイノベーションの創出や市場への浸透に努め、競争優位の獲得を目指す。イノベーションの動的な挙動を分析し、マネジメントする方法について理解する。

[授業の方法]

教授法として、連続系シミュレーション技法であるシステムダイナミクス(System Dynamics: SD)を採用する。システムダイナミクスは、企業活動をシステムとして捉え、システムを構成する要素間の関係をストック・フロー構造によりモデル化し、システムの動的特性をコンピュータ上でシミュレーションしながら意思決定を行う手法である。専用ソフトウェアとしてVensim PLE(無料ダウンロード可能)を利用し、モデリング演習(個人及びグループ)を交えながらシミュレーションの基礎を身に付ける。

[到達目標]

①システムダイナミクスを用いたモデリング・シミュレーション技術により、新製品やサービスの市場普及を予測することができる。

[講義スケジュール]

第1週:『イントロダクション』

  • 講義概要、講義スケジュール、評価方法、ソフトゥエアのインストール

  • システム思考の基礎

  • 因果ループ図

第2週: 『ストック・フロー図』

  • 指数関数的成長と減衰

  • 銀行預金モデル

  • 目標追求

  • システムの振動

第3週:『S字型成長のモデリング』

  • 環境容量

  • インフルエンザ感染モデル

  • モデル試験

第4週:『市場普及のモデリング』

  • Bass Diffusionモデル

  • 製品廃棄モデル

  • 製品再購入モデル

第5週:『遅れと世代連鎖のモデリング』

  • 物質の遅れと情報の遅れ

  • パイプライン遅れ

  • システムの一次遅れ

  • 世代連鎖モデル

  • コホートモデル

第6週:『プロジェクト演習1』

  • 因果ループ図を用いて問題の発生メカニズムに対する仮説を構築し、ストック・フロー図を用いてシステムをモデル化する

 

第7週:『プロジェクト演習Ⅱ』

  • データを用いてモデル試験を行った上で、複数シナリオによる定量評価を行い、意思決定及び戦略提案を行う

第8週: 『最終プレゼンテーション』

  • 最終プロジェクトのグループ発表

  • 講義のまとめ

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